社員のデジタル一眼による撮影技術向上を目指し、『第14回 SAEDA 社内フォトコンテスト』を開催しました。
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金賞 「カープ」
ひと目見た瞬間にグッと引き込まれました。しっかり計算されたライティング、カープのユニフォームや帽子の質感、ドスンと落とした背景の黒・・・どこを見ても素晴らしい作品です。また、伏し目がちに帽子のつばで目を隠したあたりが想像力を掻き立て、絶妙なポージングだと思います。まさに「ひとめぼれ」の金賞です。
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銀賞 「 ひょっこり見てる」
タイトルは「ひょっこり」ですが黒猫の目ヂカラで凄みすら感じる作品です。目にビシッと来たピント、なだらかにボケていく地面のタイルの雰囲気、自転車のホイールの錆びた質感、それぞれを高度にまとめた構図が素晴らしいですね。一瞬のチャンスを逃さず捉えた事と相まって作者のセンスとスキルの高さを感じます。
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銀賞 「ドドドォー」
とにかくインパクトのある作品で、思わず手に取りしばらく眺めてしまいました。壁の絵とお子様のダッシュを組み合わせたアイデアが素敵で、タイトル通り「音」が聞こえてくる様です。青空と雲をチラリと見せて夏の爽快感を演出し、楽し気な表情と足の上がり具合で躍動感を表現したあたりに作者のセンスと愛情を感じます。
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銅賞 「黄昏」
とにかく「色」に魅了されました。まさに黄昏時で、日没頃の空の移ろいの中でオレンジとブルーの絶妙な配分、雲の配置、海面に写る空と漁港をバランスのいい構図にまとめ上げた力作ですね。この不思議な色の感じはHDRっぽい仕上げに見えましたがなにか秘訣があるのでしょうか?おうかがいしてみたくなりました。
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銅賞 「瀬戸の教会」
構図の素晴らしさを感じた一枚です。シンメトリーに配置した鐘と背景の海のド真ん中に振り返りポーズで花嫁を配置して印象的にした上で、右後方から当たる斜光(朝早めのお時間でしたでしょうか?)で立体感を生み出しているあたりにとてつもないスキルを感じます。見れば見るほど、計算され尽くした素晴らしい作品だと思います。
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銅賞 「平和への願いをぎゅっと込めて」
タイトル通り、ギュッと詰まった凝縮感と色で惹きつけられた作品です。左上のブルーから右下のレッドへ移行する絶妙な配置と構図にセンスを感じ、ついつい鮮やかにしてしまいがちな原色系をあえて重厚な雰囲気に仕上げられたあたりが平和を願う切なる思いを存分に表現していると思います。